1.主要諸元比較表
申請車両の諸元を記入したもの。標準車欄にはメーカー等から貰った資料などの数値を入れ、改造車欄に実際の数値を記入。
2.車両外観図
4面図(前面・後面・側面・平面)
一般的にメーカーから入手するのが一番手っ取り早いです。ただ、実際の寸法と異なる時は修正が必要になる場合もあります。
3.計算書及び緩和部分詳細図
空車時軸重は車検証に載っています。最大積載時の各軸重を計算します。
タイヤ1本にかかる荷重を計算してタイヤの推奨荷重以内か確認します。
荷重をタイヤ接地接地面積で割ると接地圧がわかります。
緩和部分が外観上のものである場合は、図面を添付することもあります。
4.連結自動車の連結検討書
トラクタ許容車両総重量 > 連結時車両総重量
トラクタ第5輪荷重 > トレーラ前軸荷重
トラクタ前回り半径 > トレーラ前回り半径
トラクタ裾回り半径 < トレーラ裾回り半径 などを確認します。
5.遵守事項の誓約書
6.使用者の事業内容
事業の種類、事業の概要を具体的に明示。
事業用自動車の場合は、運送事業の許可の種類を明示。
7.会社組織図
会社内の組織及び営業所所在地がわかるもの。
事業用は運行管理及び整備管理の組織も記載。
8.主要運行経路図
輸送依頼書に記載されている輸送区間(全て)を図示。
9.輸送依頼書又は輸送契約書
事業用(緑ナンバー登録)の場合
荷主から事業者に輸送依頼をした旨の書面又は輸送契約をした書面。
輸送物品の品名・型式・規格・寸法・重量等を明示。仕様書・カタログ・図面等を添付。
輸送物品の輸送区間・輸送期間・輸送頻度を明示。輸送区間は搬入元・搬入先の名称・住所を明示。
全ての輸送物品について、1ケ月以内の日付入り写真を添付。
該物品を製造・保管する場所で撮影したもの(前面・側面)。
自家用(白ナンバー登録)の場合
輸送物品が自社で保有していることを記載した書面。
輸送依頼書以外はその他は上記と同一。
積載状態図
3面図(後面・側面・平面)
積載高さ・積載幅・トレーラーからの長さ突出量も記載。
10.保有車両一覧
当該申請自動車の使用の本拠地における保有車両の登録番号・車名・型式・形状・最大積載量を記載。
保安基準緩和を受けている車両は、緩和事項も記載。
保安基準緩和をを受けているトレーラの場合は、荷台長さ・幅も記載。
申請車両及び当該トレーラを牽引するトラクタは必ず記載。