遺言を書くのは、自分の死期が近づいているときに書くものだと考えている人が多いです。
しかし、これは大きな間違いであると言わなければなりません。
実務で携わってきた経験上、年をとるにつれて判断力に自信がなくなるのか、はっきりと「自分はこうしたいんだ!」という主張ができなくなってしまい、意思の確認が難しくなります。
まして、病床などで薬の影響を少なからず受けた状態で、はっきりとした自己の意思を表明できるのでしょうか?

遺言を書くなら、健康なうちに!が原則です。

遺言を書いてしまうと、その遺言に拘束される感じがして、なかなか気が進まない・・・と感じている方。
それも大きな間違いです。
遺言はいつでも何度でも書き換えることができます。
わざわざ書き換えなくても、遺言に矛盾する生前行為をした場合は、その矛盾する部分については撤回されたものとみなされます。

遺言を書いた以上、財産を残さなければ・・・と感じている方。
そんな必要はありません。
無ければ無いことを前提に話が進むので心配要りません。ご自分の財産なのですから、どんどん自由に使ってください。